久々にサッカーの話題
大田区の少年サッカークラブを集めて行っているリーグ戦が萩中小学校であり、親バカよろしく観戦に行ってきました。
小学2年生になり、どのチームも1年の時よりもサッカーらしいゲームをしていて、うちの息子(K君)も嫌がることなく1年しっかりと練習をしてきたんだよなぁと、しみじみ思ってしまいました。
参加チームは萩中、仲六郷、蒲田、山王、久本となっていました(どのチームも正式名称がうろ覚えなので、これで失礼)。
同じ少年サッカークラブでも、練習方法や目指しているサッカーの方向性の違いで、子供達も全く違ったサッカーをします。もちろん大人でも国によってちがかったり、クラブによってちがかったりしますが、物事を素直に吸収していく子供の方が、より如実にクラブの方向性が表れるようです。
我が萩中サッカークラブが目指しているサッカーは、ボールをパスで繋いで相手の守備を崩していくサッカーで、簡単にいうと中盤支配型のサッカーといえます。このサッカーの利点は、個人の技術力やスピードを問わず、チームのサッカーを理解していれば、誰もがどのポジションでも参加できることにあります。
特に、小学生低学年では身体能力も低く、ボールの扱いもままならない中では、ポジショニングとボールの運びを理解できれば、平均的に組立てられるサッカーというのは、理に適っていると思います。
今回の参加チームの中で、特に目立っていたのは、仲六郷チームの身体能力の高さでした。
うちのチームの子供達は、ボールを蹴るにしても、まだどこかナヨナヨしていて、可愛らしいところが残っていますが、仲六郷チームの何人かは、すでに蹴り方もしっかりしていて、ボールにジャストミートした時などは、大人顔負けの勢いのあるボールを蹴っていました。
仲六郷チームの試合を見て、「こりゃ、萩中は防戦一方だなぁ」などと、みんなで話をしていました。どちらかといえば、何点で抑えられるんだろうか?という状況です。
ただ、仲六郷チームの試合を見ていると、FWが強力な割にはDFが手薄という印象があり、DFの裏へパスを通されて失点するシーンが何回かありました。恐らくカウンター一本に絞ってゲームを進めれば、勝機はあるのかなぁという気はしましたが、はたして子供達にそこまで考える事ができるかどうかという問題もあります。
初戦、K君はベンチスタート。始まっていきなり久本チームに1点を奪われます。萩中チームは動きがぱっとせず、ボールに寄るのも遅く、どたばたしているうちに前半終了。
後半ようやくK君がピッチへ。どうやら今回はDFの起用らしく、きゃしゃな体のK君がDFなどつとまるんだろうか?とかなり不安になりましたが、そつなくこなしていて、安心しました。
なんだかんだやりながらも同点に追いつき引き分け。
K君は、2戦目以降も前半ベンチ、後半DFという起用でした。
そして、肝心の仲六郷戦。前半いきなり立て続けに2失点してしまいました。「あぁ、やっぱり強いなぁ」と思っていると、仲六郷はどんどん攻撃的になるにつれ、DFも上がり気味になり、不思議なもので、その裏へ萩中のパスが抜けるようになってきました。
そうなると状況は一変、今度は萩中が立て続けに2点を返し、前半終了。
後半はK君がDF、私達の心配をよそに、DFをそつなくこなし、時には攻撃参加までする始末。なかなか立派なもんです(^。^)(やっぱ親バカ?)
ああ見えてもチーム内で自然と話合い、カウンター気味のサッカーになっていくのは大したものですね。
後半はDFも安定していたし、FWにもスピードのある子がいたのもあって、2点を入れて、なんと4−2で逆転勝ちしてしまったではありませんか。
恐らく監督はカウンターで行けとか、そういう指示をしていたようには見えなかったので、恐らく子供達が独自に相手の弱点を見抜き、自分たちの得点パターンを編み出したんだろうと思います。
最終的には4戦中、3勝1引き分けという結果でしたので、今回参加していたチームの中ではトップクラスの成績だっただろうと思います。
萩中SCは、どうみても強いチームには見えないし、これといって厳しい練習をしているわけでもありません。それでもなぜか最終的には優勝しているようなチームで、監督自身も“なんで勝つんだろう?”と首をかしげるくらいです。
もしかしたら、ゲームの組立て上、好不調の波が少なく、平均的に勝っていけてるというのが、良い結果に結びついているのかもしれません。
ま、でも相手チームも色々と作戦を練ってくるでしょうし、見ていると、かなり工夫を凝らした練習をしているので、これからどうなるか楽しみですね(^。^)
posted by 若旦那 at 22:41
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