2005年08月01日

MBQ-1を若旦那なりに考えてみる

ものづくりブログなのに、サイエンスねたでダブってすんません。
KOuさんの所で、なにやらMBQなるものが発生していて、トラバまでされちゃったので、私なりの答えをちょっと……。
こんな形でのトラバ返しもオツなもんでしょ?(#^.^#)v

普通、物質は消費すると無くなります
(正確に言うと、別の物質や形態に変わるので、0になる訳ではない)
食べたら無くなるし、使ったら無くなる。

けど、臭いはどうでしょう?
匂っても、匂っても、ずーと臭いってするじゃないですか?

正に「減るもんじゃあるまいし…」です。
 M O O - T _ b l o g: ■MBQ-1[臭い]

こう、疑問を投げかけています。

まず臭いとはなんでしょうか? 実は私も臭いというものには、学生時代から興味があり、色々と調べたり考えたりとしたことがありました。こんなところがなぜかKOuさんと共鳴する部分なんですねぇ、不思議、これ私の最大のMBQだったりするんですがね(^_^;) ま、それは置いといて……

臭いというのは、揮発性の高い物質であることが多く、その数は数万、数十万、いやもっとあるかも?と考えられていて、まだまだ未知の部分の多い分野だったりします。その臭い物質のなかで、もっとも有名なのがアンモニアです。もう名前を聞いただけで、トイレの臭いがしてきますよね。
このアンモニアは、物が腐ったとき、いわゆる腐敗したときに、発生します。発生といっても、何も無いところから降って沸く訳ではなく、有機物が腐り、菌や微生物、たんぱく質の分解などでアンモニアが発生します(この辺は化学の専門家じゃないので勘弁ね)。

発生したアンモニアはすぐに気体となって、空中を漂います。これを人が吸い込み、臭いを感知する器官に付着すると、いや〜んな臭いがするわけです。

この構造は臭いも匂いも同じで、揮発性の物質が空中を漂い、それを吸うことで、人は初めて臭うということになります。
何万とある匂いの種類を、匂い感知器官はどうやって判断しているのか?というと、私が思うに、匂い感知器官は鍵のようなものを持っていて、それに当てはまる物質があったばあいには、脳へ信号を送るようになっているのでは?と思ったりします。そして、この鍵の種類が多ければ多いほど、多くの匂いをかぎ分けることができるのでは?と。 ま、これはあくまでも私の推測ね。

さらに、この臭い物質の研究が、もっともっと進んだとしたら、いろんな匂いや臭いの物質をTVに組み込んで、その様々な組み合わせで、映像に則した香りを発生させることが出来るTVなんて、できたら面白いですよねぇ。
これから、もっともっとナノテクノロジーが発展したら、ありえない話ではないかも。
そうなると、食品のCMなんかは、かなり激戦になりますよね。カレーのCMにカレーの香りまで付けられた日には、もう速攻で買いに行きますもん(^_^;)

えらく、脱線してしまいました。ここで、KOuさんのクエスチョンを改めて検証しましょう。
まず、“物質は消費するとなくなります”と……。 いえいえ、無くなりませんって。本人もカッコ書きで書かれているように、別の物質に変わっているだけです。食べてもお腹の中に入って、処理されてエネルギーになったり、うん○になったりね。ま、そこで匂いをばら撒きだす訳だけどもね(^_^;)

そして、“匂いはなぜ減らないのか?”についても、私は減っていない訳ではないと思います。い〜っぱい吸えば、吸った分は匂い感知器官に張り付くわけです。アンモニアなどは、特に水に溶けやすい物質ですから、肺に吸い込まれたら最後、体の水分と結合しちゃうんでは?と思われます。

それを考えるとオナラも、人数の少ないところでした場合と、大勢の人がいる場所でした場合では、大勢いる場所でした方が、大勢でそれを吸い込むわけだから、拡散が抑制される可能性があり、遠くの人にはバレにくいかも……。

実験してみないと本当のところはわかりませんけどね。 その分近くの人には、より多く知られるというオチはありますが(^_^;)

またまたちょっと脱線ですが、水に溶けた臭い物質も立派に臭いを放っていて、魚はこの水に溶けた臭い物質を感知することができます。魚の先っぽを見ると、明らかに鼻と思しき穴が開いています。魚はこの穴を通り抜ける水の臭いをかなり敏感に感じ取ることができます。
実際、バスフィッシングをしているとき、どうしても釣れないときの最終兵器として、臭いをルアーにつける液体があり、これに何度も助けられたことがありますので、魚の臭い感知能力もかなりのものと思われます。

そんなことも踏まえて……KOuさんの桃の香りのお話も、桃が生命力を維持している間は、桃の香りを放ち続け、良い香りを空気中に揮発させ続けますが、さらに放っておけば、腐りだし、やがて、えもいわれぬ匂いを放ちだします。さらに放っておけば乾燥し、腐敗臭を撒き散らす物質さえ枯れ果ててしまうという訳です。
そして、この香りを放ち続けるという行為こそが、果実にとっての種の保存の最終手段で、この香りに引き寄せられた動物や鳥たちに果実をつついてもらい、鳥と共に、より遠くへ種を飛ばすという究極の知恵なんですよね。

こう考えると、たった一つの果物の中でも、たくさんの物質で構成されていて、たくさんの微生物がそこに住み着き、常に変化しています。まるで地球に住んでいる私たちと同じように、あの果物ひとつでもちょっとした宇宙並のスペクタクルが繰り広げられているんだなぁ〜〜〜

な〜んて、また次のMBQにつながるような一節を書いたところで、このエントリはお終いとしたいと思いま〜す。


posted by 若旦那 at 23:26 | 東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 日々の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Moo-TblogのKOuです。
お答えありがとうっす。
いや、ボクもね考えましたよ。臭い分子というのは異常に多いため、人が嗅ぐことで消費する量が発生源からの生成量を超えない為、臭いでも臭いでも減らないように見えるのではないか?と。

普通に考えればそうなんでしょうね。でもそれってすごくない?食物に例えれば、食べても食べても作られるってことでしょう?

もし…この考えが応用できたら(嗅ぐだけで満腹になり栄養摂取ができるような物質ができたとしたら)食糧問題解決になる…


ってそんな物質がないから、困っているんだけどね。
Posted by KOu at 2005年08月02日 18:10
■KOuさんへ
嗅ぐだけで満腹になる物質ねぇ……

でも、満腹になるわけじゃないけど、満腹なったような気分になるやつなら、すでに商品化されていて、ダイエットに効果的!だそうですね。

クレーブコントロールという商品ですが、なんでもバニラの香りをいつでも嗅ぐことができるので、より少ない食事で満腹感が得られるというお話です。

私が思うに、気化した匂い物質というのは、思いの外、少ない量でも匂いとして感じるのでは?と思います。 また、固体、液体というのは、めちゃくちゃ小さな分子が、ぎゅ〜〜〜っと集まってできあがると……。
なので、沢山匂いを発していても、発生源の分子量からしたら、漂っている分子量は微々たるものなんじゃ?って思ったりします。

と、こんなことを考えているなら、芳香剤の会社にでも就職すれば、一発で謎が解けしょうな悪寒(´ヘ`;)
Posted by 若旦那 at 2005年08月03日 09:40
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