ソニーは5年間もの調査の末、プレステ2の偽造団を発見したそうだ。
なんと1日に5万台を製造する能力を持つ組織なんだそうで、そのうち組み立て工場が刑務所内にある例もあるとかで、これって国ぐるみでそういうことやってるの?っていう気がしないでもない。
そもそも、この中国の偽造という問題はかなり前から日本の製造業を悩ませ続けている、私の仕事仲間には、新製品の製造見積もりを頼んだら、日本で製品ができあがる前に、中国からの偽造製品の方が先に逆輸入されて来たという、笑い話にもならない話がある。
見積もりの際に図面をFAXするが、その図面からコピーを作り出してしまうらしい。これでは、安心して仕事を中国に出せなくなる。というか、出すつもりは毛頭ないけれど(^^ゞ
そもそも、大手企業が量産部品製造を中国にどんどん移したおかげで、随分と多くの製造業者が倒産に追い込まれてきた。
そういう状況だから、中国に対する製造業者の気持ちといったら、心中穏やかではない。
そんな中、どうにか抑えている気持ちを逆なでするDMがポストに度々舞い込んでくる。それはNCネットワークのチラシである。
「日本の物づくり、がんばろう!ミナロ: NCネットワーク」こちらでも熱く語られていることなんだけども、なぜかNCネットワークは中国に優しい。
うちは特に中国とは取引はないし、中国に取られてしまった仕事というのも、運良く存在していない。それというのも、うちで引き受けている仕事全体が、試作メインな事もあり、中国が得意とする分野とかぶっていないからだろう。
にもかかわらず、うちの社長は中国が絡むだけで、そのお得意さんとは険悪なムードになったりする。
そんなだから、中国に仕事を取られたり、そちら関連のお仕事をしていれば、この感情はさらに激しいものになるのは当然だ。
そんな感情を持つ企業をつなぐ役目のNCネットワークが中国に優しいのはなぜ?と首をかしげてしまう。件のチラシを見ても、中国へ視察に行っただの、中国の会社の紹介だのが毎回のように特集されている。
私からしたら自分で自分の首を絞めているとしか思えない。
話によるとNCネットワークでも仕事を受けて外注へ捌くブローカーの様なことをしているらしい。中国との絡みを強調するところや、ブローカーっぽい事をしているって〜と、どうも胡散臭い気がしてならないのは私だけだろうか?
NCネットワーク……実はものづくりの競争に勝てなかった業者が、自社の生き残りを賭けて打ち出した企画もの企業で、自社の外注探しの一環として、NCネットワークを作りあげ、そこに集まった下請けを利用して、一儲けしようとしたのでは?
そして、売り上げをもっと伸ばすには中国市場を開拓するしかなくなったのでは??
さらに最初は無料だったにも関わらず途中から、検索で優遇されるパートナーという有料システムを導入したところを見ても、どうも利益優先主義に走っていて、印象がよろしくない。
ミナロさんのエントリでは以下のように締めくくっている
NCネットワークの経営陣が今後、中国をはじめとするアジア各地にまでネットワークを広げた場合、その時国内の製造業にたずさわる人はなにをすべきなのかを聞いてみたい。
私もまったく同意見だ。
これに関して、まだ回答が出ていないようなので、もし関連情報や意見などあれば、遠慮無く教えてもらいたい。また、まるっきりの私の独断と偏見で書いていますので、間違いなどあれば、ご指摘歓迎します。
気が向いたら押してくださいな
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□日本の物づくり、がんばろう!ミナロ: NCネットワーク[みどりかわさん]





それと今更ですがリンクさせて頂きました。m(__)m
あそこまでメジャーになり、製造業でインターネットといったらNCネットワークといわれるほどになりました。
それゆえに、その存在に異を唱えることには勇気を必要とします。
私が長らく抱いていた疑問や不信感をみどりかわさんは、すぱっと言い切っていらっしゃいました。これには後追いではありますが、トラックバックという形で、賛同しない手はないと思いました。
NCネットワークの目指していることは、もっと高い志だと思っていたので、「贔屓を行うための有料化」や、「不透明な格付け」「意味不明な中国進出促進」などには、よこしまな思惑を感じざるを得ません。 これは非常に残念に思います。
これが間違いだといいのですが、その真意はいまだに私には見えてきません。
もししこれが理由だとしたら、今だからこそ大きくしないで国内専門の中小零細製造業向けネットサービスが欲しいです。
TBが2つされちゃいました、1つ削除お願いします。
そうですね、そういったネットワークを作れれば……という出発点からNCネットワークが出来たはずなのになぁ。
時間と資金があれば、自分で作ってしまえ!なんてことは、みんなが考えていることでしょうね。
ただ、自分に合ったネットワーク作りというのは、この商売をしていく上で、重要な武器になるもので、それをインターネット上で容易に手に入れられては困るなぁというのも、内心では思っていたりします。